カノッサ修道女会の聖女たち

聖ジュゼッピーナ・バキータ 生涯と霊性 人身取引の聖人として スキオ巡礼 アート 言葉 聖マダレナ・カノッサ 人生 巡礼 アート 言葉

11月・12月 〜聖マダレナの言葉〜

11月 神の栄光に対する熱意 11月1日〜 隣人への愛 11月7日〜 12月 会憲の遵守 12月1日〜 完徳を目指して 12月12日〜 11月 ああ、主よ、どんなにあなたを愛しても私の愛は及びません。だから、その愛の火を人々に点したい。 神の栄光に対する熱意 11月1日〜 1…

9月・10月 〜聖マダレナの言葉〜

9月 悲しみの聖母への愛 9月1日〜 愛の奉仕活動 9月19日〜 10月 兄弟愛 10月1日〜 神の栄光に対する熱意 10月21日〜 9月 この世の嵐のときの隠れ場ああ、マリアよあなたは私の港、私の舵取り(導き手)星であられる方。 悲しみの聖母への愛 9月1日〜 1日 親…

7月・8月 〜聖マダレナの言葉〜

7月 神よ、私を刺すとげは のよう愛の傷を癒す手のようです。 1日 イエス・キリストの御血と悲しみの聖母の涙を注がれて、十字架の下に生まれた修道会のメンバーとして召されたあなた方は、愛と忠実な生き方、感謝と熱心に満たされて成長するために、どのよ…

5月・6月 〜聖マダレナの言葉〜

【5月】 永遠の愛であるおとめ愛のみ母よ、わたしにもあなたを愛することを教えてください。 聖マリアに対する信心 2日 愛する姉妹の皆さん、聖母に捧げられたこの月に、私たちの務めとして、出来るだけ相応しく聖母を尊敬し、仕え、愛するようにしましょう…

3月・4月 〜聖マダレナの言葉〜

3月 神のみ心への委託 3月1日〜 十字架のキリストへの愛① 3月4日〜 4月 十字架のキリストへの愛② 3月 わたしの愛、十字架につけられたキリストわたしの贖い主あなたの御傷をわたしの心深く刻みつけてください。 神のみ心への委託 3月1日〜 1日 私たちのすべ…

1月・2月 〜聖マダレナの言葉〜

1月 カノッサ修道女会の精紳 神への愛 沈黙① 1月27日〜 2月 沈黙② 2月1日〜 神のみ心への委託 2月22日〜 1月 ああ、永遠の愛よ、 わたしの口と心を燃え立たせてください いつもあなたをたたえるように。 カノッサ修道女会の精紳 1日 あなた方にとって、この…

聖バキータの言葉

聖バキータの言葉は、私たちを強くし、信仰の気付きと、勇気をもたらしてくれます。彼女の力強い信仰の言葉を味わいましょう。 霊性の泉から バキータの証言 霊性の泉から 「私が死ななかったのは、この私を素晴らしいことのために用いようとされた、主の奇…

アートでみる聖バキータ

聖バキータの生涯と霊性をアートを通して味わいましょう。 『虐げられた者たちの解放』 ティモシー・シュマルツ 作 "Let the oppressed go free" by Timothy Schmalz聖バキータが抑圧の蓋を開け、虐げられた人々を解放する像。現代の社会問題を宗教と絡めな…

奴隷の保護者として

聖バキータの命日・記念日である2月8日はカトリック教会の「人身取引反対の日」です。この日は2015年、教皇フランシスコによって創設されました。 この象徴的な出来事は、なにもシンボルとしての聖人だから...という理由ではありません。日本でも、そして世…

聖バキータの生涯と霊性

近年高まる聖バキータへの関心。彼女は7歳の頃にスーダンでさらわれた後、奴隷として生きた半生を過ごしました。彼女の生い立ち、奴隷としての苦しみ、神との出会い、修道者としての召命の歩みを辿り、霊性を知り深めましょう。 1. 幼い時〜スーダン〜 2. 奴…

巡礼〜聖バキータを訪ねて〜

「本日はカノッサ修道女会の聖バキータ巡礼ツアーにお集まりくださり、ありがとうございます。私は添乗員のSr.幸(さち)と申します。まずはスキオの町を見渡す丘にご案内いたします。」 「オンラインではありますが、実り多き巡礼ツアーお楽しみくださいませ…

2-1 先発隊の準備

司教様は中学校・高等学校を望んでいました。 しかもすぐに望んでいました。 シスター ノヴェッロは学校を考えていましたが、折りを見て始めることを考えていました。まずは、学校に適した姉妹たちのグループを準備する必要がありました。新しい国で よく考…

1-3 1950年

1950年、M.アントニエッタ・ノヴェッロと、当時 カノッサ会マカオの地区長であったM.テレジナ・フラングエッリは、実地調査のために日本に出かけます。二人は大満足で帰ってきます。日本はカノッサ会シスターたちを待っています…。南の大きな島(九州)に、…

1-2 日本との最初の出会い

時を同じくして、福岡教区のドメニコ深堀仙右衛門司教に香港のカノッサ会シスターズの活動を知る機会がありました。司教は、とりわけ、若者たちが群がっているカノッサ会学校を見て感嘆しました。牧者の心を掻き立てられた司教は、同じような学校を彼の教区…

1-1 1950年代

1939年から1945年にわたって繰り広げられた世界大戦は全世界を真に転覆させました。 多くの人々は自らの選択によって、あるいは、やむを得ず、地方から地方へ、国から国へと移動していきました。こうして、異なる地方、異なる国の人々が近くから出会い、互い…

序文

序文 日本における私たちの修道会設立当初の歩みを書くように頼まれたとき、それは私にとっていとも容易なここと思えました。なぜなら、当時のことが現在のことのように見えるからです。それで、私は喜んで書き始めました。とはいえ、私は書きながら、多くの…

104歳のシスターの手記

序文 1章 日本におけるカノッサ会シスターズ 1, 1950年代 2, 日本との最初の出会い 3, 1950年 2章 日本 1, 先発隊の準備

聖マダレナ・カノッサ・年表

0歳 1774.3.1 誕生 北イタリア、ヴェローナのカノッサ宮殿にて。 5人兄妹の第3子として生まれる。 同年、聖ロレンツォ教会にて受洗。 5歳 1779 父の帰天 オッタヴィオ・ディ・カノッサ侯爵が、休暇先にて事故で亡くなる。 7歳 1781 母の再婚 母テレサが、マ…

聖マダレナの言葉

聖マダレナ・カノッサの言葉をまとめたPensieri*からのものです。1年間テーマ別に彼女の言葉を味わうことができます。 1月・2月のテーマ: カノッサ会の精紳、神への愛、沈黙、従順、神のみ心への委託 3月・4月のテーマ: 神のみ心への委託、十字架のキリスト…

聖マダレナとフランス革命

マダレナ・カノッサはなぜ聖人になったのか。それは、彼女の生まれながらの霊性の賜物です。でも彼女が生きた時代背景にもヒントがありそうです。 仏革命は、聖人の故郷ヴェローナに混乱と困窮をもたらします。また、貴族である彼女は実際にナポレオンと対面…

Google Eearthで行くベローナ

北イタリア・ベローナアディジェ川、ローマ街道、アルプス山脈の麓. . .。彼女の出身地ベローナは、交通の要所として知られ文化を担ってきました。街を知ることで、マダレナをより深く知ることができます。 GoogleEarthを使い、ヴェローナの街を巡ってみまし…

悲しみの聖母

悲しみの聖母私たちを救う慈悲の眼差しと霊性は、聖マダレナの 人生の中、そして修道会の中でも受け継がれています。 カノッサ修道女会のシスターは、悲しみの聖母のメダイを身につけながら、修道生活を送っています。なぜそれほどまでに、「悲しみの聖母」…

画でめぐる聖マダレナ・カノッサの生涯

ヴェローナ 聖マダレナの故郷。『ロミオとジュリエット』の舞台。アディジェ川の渡河点で、ローマ街道が交差する地。古代より重要都市として栄えた。仏革命からの、フランス・オーストリア・ヴェネチアの激戦で戦禍と飢えに苦しむ市民が、数多く生まれた場所…